2012年10月25日。あの日、プロ野球の歴史が大きく動きました。
花巻東高校の二刀流・大谷翔平が日本ハムに1位指名され、大阪桐蔭の藤浪晋太郎には4球団が殺到。
そして「高校BIG3」と呼ばれた逸材たちがプロの世界へ踏み出しました。
あれから13年。世界を制した大谷の活躍は誰もが知るところですが、同期入団の選手たちは今、どこで何をしているのでしょうか。
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2012年ドラフトの豪華メンバー
| 順位 | 選手名 | 指名球団 | 現在の所属 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 大谷翔平 | 日本ハム | ドジャース ⚾ |
| 1位 | 藤浪晋太郎 | 阪神(4球団競合) | DeNA ⚾ |
| 1位 | 菅野智之 | 巨人 | オリオールズ ⚾ |
| 2位 | 鈴木誠也 | 広島 | カブス ⚾ |
| 3位 | 田村龍弘 | ソフトバンク | 現役引退 |
| 2位 | 則本昂大 | 楽天 | 楽天 ⚾ |
⚾=現役選手
この年は83人がドラフト指名されましたが、2025年現在も現役を続けているのはわずか19人(22.9%)という厳しい現実があります。
かなりの厳しい状況。ホントプロはきびしい。
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世界を制した男・大谷翔平の軌跡
メジャー挑戦を翻意させた日本ハムの情熱
2012年のドラフト前、花巻東高の大谷翔平はメジャー挑戦の意向を示していましたが、日本ハムは指名を明言し単独指名しました。
球団の熱心な説得により日本での二刀流挑戦を決意した大谷は、2013年にプロデビュー。
投手として2015年には投手3冠(最多勝、最優秀防御率、勝率第1位)に輝き、打者としても主力として活躍。まさに日本球界の宝となりました。
ドジャースで夢の続き
2017年オフにエンゼルスへ移籍し、2021年にはMVPを獲得。
2024年からはドジャースに移籍し、初年度に50本塁打-50盗塁という前人未到の記録を達成。
2024年にはワールドシリーズ制覇も果たし、名実ともに世界No.1プレーヤーとなりました。
通算成績(2024年終了時点)
- 投手: 日米通算80勝34敗
- 打者: 977安打、219本塁打
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メジャーで輝く同期たち
鈴木誠也(広島2位→カブス)
2012年ドラフト2位で広島に入団した鈴木誠也は、2016年に打率.335でブレイク。
2019年には首位打者と最高出塁率の二冠を獲得しました。2022年からカブスに移籍し、メジャー4年目の2025年シーズンは大活躍。
グランドスラムで今季30号ホームランと100打点を達成し、日本人右打者では初の快挙を成し遂げました。
さらに9月には5年ぶりのポストシーズン進出も決定し、初の大舞台に立ちました。2025年シーズン成績
- 30本塁打、100打点(日本人右打者初)
- 4年連続2桁本塁打(大谷に並ぶ快挙)
- 週間MVP受賞(2022年以来2度目)
藤浪晋太郎(阪神1位→メジャー→DeNA)
2012年ドラフトでは、大阪桐蔭の藤浪晋太郎に4球団が1位指名し、阪神が交渉権を獲得しました。
1年目から10勝、3年目の2015年には14勝を挙げ最多奪三振のタイトルを獲得。
大谷と並ぶ世代のエースとして期待されました。しかし4年目以降は制球難に苦しみ、2023年にメジャー挑戦。
アスレチックスから途中でオリオールズに移籍し、オリオールズでは鉄壁のリリーフ陣の補完役として地区優勝とポストシーズン進出を経験し、8月には日本人投手の歴代最高球速165.1km/hを記録しました。2024年はメッツと契約するも苦戦し、2025年はマリナーズ傘下でプレーするも6月に自由契約。
その後、7月16日に横浜DeNAベイスターズが獲得を発表し、日本球界に復帰しました。DeNA移籍後の一軍初登板では、相手チーム・中日はスタメン9人全員を左打者にする極端な対策を講じられましたが、5回1失点の好投を見せ、復活への道を歩み始めています。
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NPBで活躍する同期たち
菅野智之(巨人1位)
前年に日本ハムからの指名を拒否して1年浪人した菅野智之は、2012年に巨人から単独1位指名。
叔父の原辰徳監督(当時)のもと、エースとして君臨してきました。2020年オフにメジャー挑戦を希望してポスティング申請したものの断念して残留し、通算121勝71敗、防御率2.50という素晴らしい成績を残しています。
則本昂大(楽天2位)
三重中京大から楽天2位で入団した則本は、1年目から15勝を挙げ新人王を獲得。
その後もエースとして活躍を続け、2024年シーズン終了時点で通算100勝超えを達成しています。宮﨑敏郎(DeNA6位)
6位指名と全く目立たなかったセガサミーの宮﨑は、2023年に2回目の首位打者に輝きました。下位指名からスターになった成功例として、野球ファンに夢を与え続けています。
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厳しい現実:すでに引退した同期たち
【SWELL: ボックス(赤/注意)使用】
プロの世界は想像以上に厳しいものです。
高橋大樹(広島1位)
2024年限りで現役引退
白崎浩之(DeNA1位)
DeNA→オリックスを経て、2022年に独立リーグで引退
松永昂大(ロッテ外れ1位)
2022年に引退、現在はロッテのコーチ
1位指名選手でさえ、プロの世界で生き残るのは至難の業。
2012年ドラフトでは83人が指名されましたが、11年後のサバイバル率は22.9%という数字が、その厳しさを物語っています。スポンサーリンク
日本ハム同期組の現在
大谷と一緒に日本ハムに入団した選手たちはどうなったのでしょうか。
2012年の日本ハムは大谷を含めて7人を指名しましたが、大谷以外で唯一現役を続けているのが、現在は巨人でプレーする鍵谷陽平です。
日本ハム2012年ドラフト組
- 1位:大谷翔平 → ドジャース(世界的スター)
- 2位:森本龍弥 → 2019年引退
- 3位:鍵谷陽平 → 巨人(唯一の現役)
- 4位:宇佐美塁大 → 一軍出場なく引退
- 5位:新垣勇人 → 2018年引退
- 6位:屋宜照悟 → 2019年引退
- 7位:河野秀数 → 2015年戦力外
鍵谷は2019年に日本ハムから巨人へトレード移籍し、2022年までの通算成績は23勝15敗6セーブ82ホールドを記録しています。
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まとめ:13年目の答え合わせ
2012年ドラフト組の現在地を見ると、明暗がくっきりと分かれています。
✅ 大成功組
- 大谷翔平:世界No.1プレーヤー
- 鈴木誠也:メジャーで100打点達成
- 菅野智之:NPBエースとして君臨
- 宮﨑敏郎:2度の首位打者
⚠️ 苦戦組
- 藤浪晋太郎:DeNAで再起を図る
- 多くの選手がすでに引退
2012年のドラフトで高校からプロ入りしメジャーリーガーになった人数は、大谷、鈴木、藤浪の3人で史上最多です。
一方で、1位指名でもプロの世界で生き残れなかった選手も少なくありません。ドラフト会議は夢の始まりですが、その先に待つのは想像を絶する厳しい世界。
だからこそ、大谷翔平や鈴木誠也の活躍は奇跡であり、彼らを応援することに大きな価値があるのです。2026年以降も、2012年ドラフト組の活躍から目が離せません!
【執筆後記】
野球ファンの皆さん、いかがでしたでしょうか。
大谷翔平の圧倒的な成功の陰で、同期選手たちもそれぞれの人生を歩んでいます。
成功した選手、苦しんでいる選手、すでに引退した選手。それぞれのドラマがあり、それがプロ野球の魅力でもあります。次回は2015年ドラフト組や2018年ドラフト組の「今」も追っていきますので、ぜひブックマークを!
皆さんが応援している2012年ドラフト組の選手がいましたら、コメント欄で教えてください!
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