
フジテレビ系『ホンマでっか!?TV』に、におい専門家として出演した桐村里紗医師。その中で語られた「日本人の歯磨き方法は実は間違っている」という指摘が、大きな話題になりました。
毎日当たり前のように行っている歯磨きですが、やり方やタイミング次第では、虫歯や歯周病、さらには口臭を悪化させている可能性もあるといいます。
この記事では、桐村里紗先生の考え方をもとに、日本人に多い歯磨き習慣の問題点と、見直したい新しいケア方法についてまとめます。
桐村里紗医師とは?ホンマでっか!?TVで注目された理由

斬新なカット
桐村里紗(きりむら りさ)医師は、1980年岡山県生まれ。
2004年に愛媛大学医学部医学科を卒業した内科医で、認定産業医でもあります。治療よりも「予防」を重視するスタンスが特徴で、分子整合栄養医学や常在細菌学など、最新の知見をもとに情報発信を行っています。
『ホンマでっか!?TV』では、においや口臭の専門的な視点から、日本人の生活習慣そのものに切り込む発言が注目されました。
特に歯磨きについての「ガラパゴス化している」という表現は、多くの視聴者に衝撃を与えたようです。
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日本人の歯磨きはなぜ「ガラパゴス化」したのか
多くの日本人が子どもの頃から教えられてきたのが、「食べたらすぐに歯を磨く」という習慣です。学校や家庭で当たり前のように指導されてきたため、疑問に思ったことがない人も多いのではないでしょうか。
しかし桐村里紗医師によると、この「食後すぐ歯磨き」は、世界的に見ると非常識とされるケースもあるそうです。
食後すぐの口腔内は酸性に傾いており、その状態で歯を磨くと、歯の表面を傷つけやすく、結果的に虫歯や歯周病のリスクを高めてしまう可能性があると指摘されています。
ガラケーが独自進化したように、日本独自で固定化された歯磨き習慣が、逆効果になっているかもしれないというわけです。
データから見る「歯磨き回数」と口腔トラブルの矛盾
厚生労働省の調査によると、1日2回以上歯磨きをする日本人の割合は、昭和44年には20%以下でしたが、平成28年には77%まで増加しています。さらに、1日3回以上磨く人の割合も年々増えています。
一見すると、口腔環境は良くなっていそうですが、実はそう単純ではありません。
治療対象となる4mm以上の歯周ポケットを持つ人の割合は、平成11年から平成28年にかけて、ほぼすべての年代で増加しています。75歳以上では50%を超え、15~24歳でも約17%にのぼるという結果です。
「たくさん磨いているのに、なぜ悪化するのか?」という疑問に対し、桐村医師は「磨く回数より、磨くタイミングが重要」と説明しています。
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桐村里紗医師が提唱する正しいオーラルケア習慣
桐村里紗医師が提唱している基本的なケアは、次の3つです。
(1)起床時:歯磨き+口すすぎ
(2)各食後:歯間ケア+唾液分泌法+口すすぎ
(3)就寝前:歯磨き+口すすぎ
特に重要なのが「起床時」と「就寝前」です。唾液が減少する睡眠中から起床直後にかけては、口腔内の細菌が最も増えやすい時間帯。
このタイミングで歯磨きを行い、細菌の増殖を抑えることが、プラークコントロールの鍵になります。
食後すぐにどうしても歯のざらつきが気になる場合は、口腔内のpHが中性に戻るとされる約60分後以降に歯磨きをするのが理想とされています。
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重曹うがいは本当に便利?注意点もチェック
食後の酸性状態を早く中和する方法として、桐村医師が紹介しているのが「重曹うがい」です。食用の重曹(炭酸水素ナトリウム)を小さじ1杯ほど、500mlの水に溶かし、30秒ほど口をゆすぐという方法。
これは虫歯菌の活動を抑え、唾液の働きを助けるとされています。ペットボトルに作っておけば、職場や外出先でも使いやすい点は確かに便利です。
ただし、《ここは最新情報を確認してから加筆してください:重曹うがいの頻度や体質による注意点》
体に合うかどうかには個人差があるため、無理のない範囲で取り入れることが大切です。
まとめ:
桐村里紗医師の主張から見えてくるのは、「たくさん磨けば安心」という考え方が、必ずしも正解ではないという事実です。
重要なのは回数よりもタイミングと方法。起床時と就寝前を重視し、食後は歯間ケアやすすぎを中心にすることで、口腔内環境は大きく変わる可能性があります。
毎日の習慣だからこそ、一度立ち止まって見直してみる価値はありそうですね。
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