1月9日(金)ガイアの夜明け テレビ東京系列 22:00~22:54
激変!インバウンド新時代
世界遺産・熊野古道を歩く体験は数多くありますが、近年とくに注目を集めているのが「ブラッドトウル(BLOOD TOURS)」です。
単なる観光ガイドではなく、“物語として熊野古道を体験する”という独自のスタイルが国内外で高く評価されています。
この記事では、ブラッドトウル熊野古道がなぜこれほど支持されているのか、その体験内容と魅力を詳しく解説します。
ブラッドトウルの取り組みをどう評価するか
結論から言うと、ブラッドトウルツアーの最大の価値は「熊野古道を消費させない観光」を実現している点にあります。
多くの観光地が、効率化や集客重視によって本来の文化的価値を薄めてしまう中、ブラッドトウルは真逆のアプローチを取っています。
少人数制・完全予約制を基本とし、ガイド自身が地域の歴史・信仰・自然と深く関わりながら案内するスタイルは、観光というより“巡礼の再解釈”に近いものです。
また、熊野古道を「歩ける世界遺産」としてではなく、
- なぜこの道が生まれたのか
- なぜ人々は命がけでこの道を歩いたのか
- 熊野信仰が現代に何を問いかけているのか
といった思想や背景まで含めて伝える姿勢は、非常に評価できます。
単なるガイドツアーではなく、文化継承の実践者と言っても過言ではありません。
ブラッドトウルさんの経歴
国籍 カナダ
1994~ マニトバ大学スポーツサイエンス学部(4年)
1998~ ケベック大学フランス語学部(1年)
1999~ 旧本宮町でALTとして勤務(3年)
2002~ ファニーアルパインリゾートにて日本人ツアーガイド・スキーインストラクター(冬季 2シーズン)
2003~ 世界遺産 カナディアンロッキーにてプロのハイキングガイド(夏季 2シーズン)
2005~ 愛・地球博カナダ館ホスティングスタッフ(半年)
2005~ 北海道ルスツリゾートにてスキーインストラクター(冬季 2シーズン)
2006~ 世界遺産 カナディアンロッキーにてプロのハイキングガイド(夏季 1シーズン)
2006~ 田辺市熊野ツーリズムビューロー 国際観光推進員 プロモーション事業部長
2010~ 一般社団法人 田辺市熊野ツーリズムビューロー 国際交流員 プロモーション事業部長
ブラッドトウル熊野古道とは?基本情報
ブラッドトウルツアーは、和歌山県を拠点に活動する体験型ツアーブランドです。
熊野古道・那智・本宮などを中心に、自然・信仰・歴史を融合させたガイドツアーを展開しています。
特徴的注目点は次の3点です。
- 少人数制(1組限定や数名のみ)
- 決まった台本がない“対話型ガイド”
- 熊野の自然・信仰・死生観まで踏み込む解説
そのため、参加者の満足度が非常に高く、口コミやリピーターによって人気が広がっています。
体験内容① ただ歩くだけでは終わらない熊野古道
ブラッドトウルの熊野古道体験では、「距離」や「踏破」が目的ではありません。
歩くペースはゆっくりで、立ち止まる時間のほうが長いこともあります。
たとえば、
- 木々の配置や石畳の意味
- 祠や石碑が置かれた理由
- 昔の巡礼者が何を恐れ、何を願ったのか
こうした話を聞きながら歩くことで、風景の見え方が一変します。
同じ道でも、「知って歩く」のと「知らずに歩く」のとでは体験の深さがまったく違います。
熊野信仰と“生と死”のストーリー
ブラッドトウルが特別視される理由の一つが、
熊野信仰の核心である「生と死」「再生」というテーマに踏み込む点です。
熊野は古来より、
- 黄泉の国への入口
- 死者の魂が向かう場所
- 生まれ変わりの地
として信仰されてきました。
ブラッドトウルのガイドは、こうした背景を現代の言葉に置き換えながら語ります。
重くなりすぎず、しかし軽くもしない。
参加者自身が「自分の人生」に引き寄せて考えられる構成になっているのが特徴です。
体験内容③ 外国人にも支持される理由
ブラッドトウルの提唱した熊野古道ツアーは、海外からの評価も非常に高いです。
その理由は、日本的な“説明過多”を避けている点にあります。
- 英語でも「意味」や「思想」を重視した説明
- 写真映えより体験の質を優先
- 静けさや間(ま)を大切にする進行
これらは、表面的な日本文化体験では物足りない層に強く刺さっています。
結果として、欧米を中心に「本物の日本体験」として認知が広がっています。
参加者の声と評判
参加者の口コミでは、次のような声が多く見られます。
- 「人生観が変わった」
- 「観光というより内省の時間だった」
- 「他の熊野古道ツアーとはまったく別物」
特に印象的なのは、「もう一度来たい」という声が多い点です。
通常の観光は一度きりで満足することが多いですが、
ブラッドトウルは“別の季節・別の自分”で再体験したくなるツアーだと言えます。
どんな人におすすめか?
ブラッドトウル熊野古道は、次のような人に向いています。
- 観光地巡りに物足りなさを感じている人
- 自然や歴史を深く味わいたい人
- 静かな時間を大切にしたい人
- 人生の節目や転機にいる人
逆に、「効率よく名所を回りたい」「写真だけ撮りたい」という人には不向きかもしれません。
料金はいくら?所要時間と参加条件を詳しく解説
結論から言うと、熊野古道のツアー料金は一般的な観光ツアーより高めですが、内容を考えると「体験価値重視」の価格設定と言えます。
料金の目安(※時期・内容により変動)
熊野古道ツアーは完全オーダーメイド型・少人数制のため、料金は一律ではありません。
目安としては以下のようなレンジが多いです。
- 半日ツアー(約3〜4時間):
1人あたり 15,000円〜25,000円前後 - 1日ツアー(約6〜8時間):
1人あたり 25,000円〜40,000円前後 - プライベート/1組限定ツアー:
内容次第で 50,000円以上 になる場合もあり - 4日ツアー 熊野古道巡礼 中辺路を歩き熊野三山と神倉神社を巡る旅緑に包まれた熊野古道を歩く。1000年以上にわたって多くの人々が歩んだ中辺路を語り部と共に歩き、古道の魅力を感じる旅。出発日2026年 5/1 、6/1日数4日間料金168,000~178,000円 【14名様限定】体力
注目05/01発 【催行決定】残席お問い合わせ ゴールデンウィークコース注目06/01発 【間もなく催行】・・・日本人向け
※英語ガイド対応・特別ルート・撮影同行などは追加料金が発生することがあります。
所要時間の考え方が一般ツアーと違う
ブラッドトウルツアーの特徴として、「距離=時間」ではありません。
- 短距離でも立ち止まって話す時間が長い
- 参加者の理解度・関心に応じて進行が変わる
- 天候や空気感を優先して柔軟に調整
そのため、
「○km歩くから○時間」という設計ではなく、
“体験の深さ”を優先した時間構成になっています。
参加条件・注意点
- 健脚である必要はないが、山道を歩ける体力は必要
- スニーカー不可、トレッキングシューズ推奨
- 雨天決行が基本(熊野は“雨も含めて体験”という考え方)
実際のツアールート解説|代表的な2ルートを紹介
ブラッドトウル熊野古道では、決まった「定番コース」よりも、
参加者の目的や背景に合わせたルート選定が重視されます。
ここでは、比較的リクエストの多い代表的な2ルートを紹介します。
① 中辺路ルート|“王道”であり最も思想的な道
おすすめ度:★★★★★
熊野古道の中でも最も有名な「中辺路(なかへち)」は、
歴代の上皇や貴族も歩いた巡礼の王道ルートです。
ブラッドトウルで案内される中辺路では、
- 発心門王子周辺
- 水呑王子・伏拝王子
- 熊野本宮大社へ至る道
などを中心に、
「なぜここで人は祈ったのか」という視点で解説が行われます。
特に印象的なのが、
「この場所で命を落とした巡礼者もいた」という事実を、
センセーショナルにせず、静かに伝える点。
“観光名所”ではなく、
祈りと覚悟の道として熊野古道を理解したい人に最適です。
② 那智エリアルート|自然と信仰が交差する聖域
おすすめ度:★★★★☆
那智の滝・那智大社周辺を中心としたルートは、
自然信仰の色合いが特に濃いエリアです。
このルートでは、
- 那智の滝を「観光地」ではなく「神そのもの」として捉える視点
- 熊野那智大社と青岸渡寺の関係
- 修験道・山岳信仰の話
などが語られます。
滝の前で長く立ち止まり、
音・湿度・空気を感じる時間が設けられることも多く、
言葉より体感重視の構成になるのが特徴です。
精神的なリフレッシュや、
「自然の中で自分を整えたい人」に向いています。
ルートは「正解」より「相性」で選ぶ
ブラッドトウルツアーでは、
- 人生の節目にいる人
- 海外からの巡礼的旅行者
- 写真より体験を求める人
など、参加者の背景をヒアリングした上で
ルートが決められるケースもあります。
そのため、
「どのルートが一番おすすめか?」ではなく、
「今の自分に合うのはどのルートか?」
という考え方が重要です。
ブラッドトウルツアー情報:KUMANO TRAVEL
KUMANO TRAVELの口コミはこちら
熊野旅行をする際はいつも熊野トラベルを使っています。お部屋の確保もスムーズで、現地ガイドさんもいつも親切です。
私はアレルギーがあるため、ホテルでの食事などでは苦労することが多いのですが、こちらのサイトで申し込む際に細かく指定ができるので、とても満足しています。
インバウンド人気の理由を深掘り【考察】
ここからは管理人私見になりますが、ブラッドトウルが海外から高く評価されている理由は、
「日本文化を説明しすぎない勇気」にあると感じます。
多くのインバウンド向けツアーは、情報過多になりがちです。
しかしブラッドトウルツアーでは、
意味や思想を中心にした説明
写真映えより体験の質を重視
静けさや“間(ま)”を大切にした進行
が徹底されています。
これは、表面的な日本体験では満足できない欧米層に強く刺さります。
「何を見るか」ではなく「何を感じたか」を重視する姿勢が、
“本物の日本体験”として認知されている理由でしょう。
まとめ:ブラッドトウル熊野古道ツアーが人気の本当の理由
ブラッドトウル熊野古道が人気を集める理由は、
単に世界遺産を歩けるからではありません。
- 熊野古道を“物語”として体験できる
- 観光と信仰・思想を丁寧につないでいる
- 参加者一人ひとりの体験を大切にしている
この姿勢が、多くの人の心を動かしています。
熊野古道を「行った場所」ではなく、「心に残る体験」にしたい人にとって、
ブラッドトウルは非常に価値のある選択肢と言えるでしょう。

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